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松屋銀座ババグーリ 宮下智吉展 始まっています。



松屋銀座 の7階ババグーリさんにて、
12月6日から12日までの間、展示をただいま開催中です。

お正月と普段使いを考えた、お椀や銘々皿、スプーン、箸、丸い重箱など
ご用意しています。

お店には、8日、9日、10日、11日の間、14時から18時まで在店させていただきます。

松屋銀座さんに作っていただいた、立派なバッジをつけて、
どうみても接客慣れしていない、店員に扮した坊主の宮下がお待ちしております。

お近くにお出かけの際には、お立ち寄りいただけると嬉しく思います。

師走に入り、人も多い銀座、風邪などひかれませんように暖かくお出かけください。

宮下智吉

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家族の漆

 
福島県三春町のin-kyoさんで、
12月1日から12月12日までの間、展示をただいま開催中です。

「家族の漆」をテーマとして、
子供椀から大人のお椀をはじめ、弁当箱、お皿、酒器など、
漆のものを普段使いなれない方でも、普段にこそ使いたいと思える器を考えています。
我が家の2人の子もどんどん成長して、食卓はにぎやかです。
 
 
設営から4日まで三春に滞在していましたが、
朝の空気がきりっと冷たく肌にささり、
気持ちの良い寒さでした。

10日(日曜日)は10時から12時頃まで、
箸の絵付けのワークショップを行います。
ワークショップの後は一度東京に戻り、
12日にまた在店させていただきますので、
お近くの方はどうぞよろしくお願いいたします。



宮下智吉

漆のうつわでいただきます。開催中です。


大阪市中央区上町の 「整体と暮らしのギャラリーnara」さんで
11月26日まで展示を開催中です。

先日11日は、中国食堂さんに漆の器でランチを提供していただき、
12日は、箸の絵付けのワークショップを行いました。
お出かけいただきました皆様、ありがとうございました。

naraの高野御夫妻のおかげで、大阪にも年に一度は来るようになって、
普段住み慣れた場所と違う景色はとても新鮮です。
空堀商店街のはワクワクします。
 
在店が少ししかできず、お会いできない方のほうが多く申し訳ないのですが、
荷物をまとめて帰京の準備をしているとき、
高野さんが漆の器を拭いていてくれていました。
その姿がとても印象的でした。
仕事だからとか、
言われたからやっている姿ではなく、仕方なくやっている姿ではもちろんなく、
整体師でもある高野さんが、僕の器の悪いところを直してくれているようにも見えました。
とても安心でき、器がうれしそうでした。
自分の器をこんなに丁寧に扱ってもらえる方に出会え、感慨深いです。

26日まで、高野ご夫妻どうぞよろしくお願いいたします。
来週はまた少し新たに納品させていただきます。







芸術は場数だ!ということです。

大学の研究科での恩師で、自分としては師匠でもある
増村紀一郎先生の仕事を久しぶりに見る機会があった。

道具の作り方、道具の使い方、仕上げた仕事、
ずっと見ていても見飽きないほどに、美しく感じた。
それ以前に、どれもものすごく、すごく、すごく楽しそうに感じた。
動きは、まるでダンスを踊っているみたいと言うか、ふわふわして柔らかかった。

目に焼き付けるように見ていた。
同じような仕事を続けながら、その都度の力加減、順序方法、毎回わずかに改善している。
そのことに初めて気が付けた。

使いやすさ、やりやすさ、やりにくさ、使いにくさ、なんか嫌な感じ、嫌な予感、
いい予感、いい感じ、
そんな感じに気が付くことが大切で、気が付いたことをごまかすことなく、
改善できることが、続けていく上で一番大切なことだと教え続けてくれた。

それを体に染み込ませるために、どんなことでも意識して仕事に向かうことが次につながる。
次第に意識しなくても体が覚えていく。
僕は、その意識の場数が足りていない。
増村先生はよく「場数だよ。」と伝えてくれる。
 
 
仕事を一通り見た後に、僕の道具を見てもらった。
漆を扱う人ならだれでも持っている塗師刀。
漆を混ぜるヘラも、塗る刷毛も、おおよそこれで仕立てる道具の基本。

仕立てが不十分で指摘され、「自分でできるよね(自分で直せるよね)」と言われた。
その場では「できます。」と答えたけれど。

「できるよね」という本意は、不十分だと気づける目と、直せる技術があるのにも関わらず、
「気が付かないふりをしていては駄目だよ」ということで。
使う道具(器)を作ることと、自分の使う道具の仕立てに求められることは同一線上で、
おろそかにできないのだと。
その気が付かないふりをする蓄積が、制作にも生活にもつながっていくんだよという、師匠のメッセージだ。
その師匠の伝える姿にも感動をしている。

もっといい器を作りたいし。
師匠のように、あんなに楽しそうに仕事ができたらどんな景色が見えるのだろうかと、
そんな景色を見れるようになりたい。
  
  
  
  
  
  

アユミギャラリー

初めての展示をしたアユミギャラリーは、
予備校生時代、毎日の日課が東京散歩だった時に、
たまたま入ったのが初めだった。
たしか写真展をやっていて、いい雰囲気だったことを覚えている。

それから何年かして、友人が展示をした時に訪れ、
あっここの場所来たことある!と思い出した。
自分が展示をしようと決めたのもその時。
オーナーの鈴木喜一先生と惇子さんにお会いして打ち解け、
展示を承諾していただいた。

初めての個展。
大切に住み継がれた場所に、漆の器が助けられている気がして、とても居心地がよかった。
居心地がとても良いアユミギャラリーで、自分の形ができるまで続けていこうと決めた。
あるとき先生と呑みながら、「宮下さんうちで10年ぐらいやってくださいよー」と言われて、
わかりましたっ!って返事をした。
修行で器の制作できず、展示を休んでしまったこともあったけれど、ずっと暖かく見守っていただいていた。
 
  4年前。ふらりどこかに旅に出かけていくように、先生はいなくなってしまった。
その年は、お世話になっていた方の別れが重なり、子供も生まれた。
なにか、頑張らなくてはいけないと思わなければいけない年だった。

 先生が何気ないように見せながら繋いでいた人の縁を、今は惇子さんと歩さんが、
また新たな形で守っている。

先生おかげさまで10年続きましたよ。
これからも、もちろん続けさせていただきますよ。

何気なく引き寄せられるように入った場所が、
今では自分にとってとても大事な場所になっている。
引き寄せられるって自発的よりも大事なんだ。
 
 
今月号の暮らしの手帳の「わたしの家」のページに、
鈴木惇子さんが紹介されています。ぜひお読みください。







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