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ヨーガンレールさんのこと

ご縁をいただき、以前にレールさんの自宅内装の手伝いをさせていただきました。
漆を扱ったり、密陀絵の技法で塗装したり。
一緒に色を作り、色を塗り。楽しみと緊張が入り混じる、貴重な時間になりました。
気持ちに正直な意見は、いつも安心ができました。

そういったご縁で、展示をさせていただくことになりました。
3年前のババグーリでの展示では、期待に応えなくてはという気持ちと、
紹介いただき迷惑をかけてはいけないという気持ちと、
レールさんはきっとこんなものが好きだろうという気持ちで制作をしました。

見事、レールさんはこんなものが好きだろうと考えた器は、出展NGになりました。
冷静になり器を見返すと、それは媚を売っているように見えました。
表現も、技術も、使うためにではなく、何か媚を売り、腕自慢をしているように見え、
とても使いたいものではないように思えて、恥ずかしくなりました。
同時に、レールさんにはそれが見えていたんだと気づきました。

自分に正直に、自分が本当にほしいと思えるものを詰めて作る。
それができてやっと自分に責任がもてるのかと思います。
そういったものでなければ、人に勧めてまで作り続ける必要はないのだと。

器を作る度、レールさんとのやり取りをふと思い出し、
不十分な自分を軌道修正しています。自分が本当にほしいものを、表現を、
どんなところでも、正直に続けられることが目標です。

展示に出す器は、すべて自宅で使いたいものです。
物足りないと感じることも多いと思いますが、今後も家族と生活をしながら、
少しずつ自分の生活に必要なものを、揃えて、考えていきたいと思っています。
 
 
 Babaghuri Table 宮下智吉 漆の器 
松屋銀座7階 ババグーリ
開催中~23日(水)
在店日13,19,20,23 2時から6時頃まで

   
   
   
   
   

ババグーリ松屋銀座店にて


年内最後の展示、ただいま開催中です。
10,11,12,13,19,20,23日の2時頃~6時頃までは会場に居る予定でいます。
お近くにお出かけの際は、お立ち寄りいただけるとうれしくおもいます。

漆の器が、生活の中にあることで、
気持ちがシャンとしたり、ご飯がおいしく感じたり。
扱うことで時間がゆっくりになったり。
温度を感じる器であることを期待しています。

どうぞよろしくお願いいたします。



家族の漆

 写真は大沼ショージさん

東京in-kyoさんでの 家族の漆 本日無事に終了いたしました。
たくさんの方にお出かけいただき、漆のお話しをすることができ、
楽しい時間を過ごすことができました。
以前よりも、気軽に漆の器を手に取っていただけることが多く、
漆の器が、手に取りたい器であったことにとてもうれしく思いました。
 ありがとうございました。

in-kyoのOPENから、気長に見守っていただいている、店主の長谷川ちえさん
初めての展示から、保護者のように見守っていただいている、すみやの御夫妻
娘のDM写真を撮っていただいた、大沼ショージさん
DMの構成デザインをしてくださった、渡部朋子さん
たくさんの方にご協力いただき、一人だけで展示を行うよりも
多くの刺激と、出会いがありました。
自分一人だけでは、できることや知れる世界はたかが知れていて、
たくさんの人の力で広がっていくんだと感じられる、とてもしあわせな時間でした。
ありがとうございました。

 
駆け抜けた一年を少しの間思い返して、
今日から始まる松屋銀座ババグーリさんでの展示に備えようと思います。
会場には、9,10,11,12,13,19,20,23日の、2時~6時まで在店する予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
お近くにお出かけの際は、お立ち寄りいただけると嬉しく思います。
どうぞあたたかくして。

家族の漆

 写真は大沼ショージさん 

in-kyoさんでの展示、家族の漆 只今開催中です。
たくさんのお客様とお会いでき、お話しすることができて
うれしい毎日を過ごさせていただいています。

5日にはすみやさんの、漆の器でお昼ご飯とおやつの会がありました。
食べ物を盛りつけたときの器が、やっぱり一番いい表情をしていました。
使うことを感じられる環境の中で、漆の器に囲まれた食卓はとても自然でした。
 
最終日の今日も終日までお店にいますので、
お近くにお出かけの際は、どうぞお立ち寄りください。
今日も冬らしい天気になりそうですが、どうぞ暖かくして。
 

原点

 大学の卒業制作のテーマは、ごはんのおいしい飯椀と汁椀でした。
あの時は、何を作ればよいのか、表現すればよいのかなど、
結構考えすぎてストイックにお椀の形を作りました。
 ごはんがおいしいと思える、飯椀と、汁椀があったら
それで充分なんじゃないか、きっと食卓は幸せなんだろうと。

 あれから10年経ちましたが、未だにお椀を作ることは
考えること、感じることが多く、難しく楽しい時間です。
 ごはんの味。味噌汁の味は、これからも劇的に変わることはないのだろうと思います。
 どんなに世の中の環境が変わっても、都市でも田舎でも。
お椀の形も劇的な変化はないはずですが、
それでも古く感じる器、使いたいと思う器があるというのは、
進化しているものかもしれません。
ごはんがもっとおいしくなる飯椀と汁椀を目標に
これからも作り続けるのだと思います。
 一生使い続けたいもの作れるように。というのが目標です。

器が、誰かにとって、ふっと安心できるものであれば。
一つの器が、家族にとって温度を感じるものであることを望みます。

10年経っても作りたいものが変わらないっていうことは、単純に好きだってことなんですね。

かぞくのうつわ 個展  開催中~11月29日 nara          大阪中央区上町
家族の漆    個展    12月3日~8日 inkyo    東京台東区駒形
宮下智吉漆の器 個展            12月9日~23日 松屋銀座7階ババグーリ   東京中央区銀座

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