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家族の漆

 写真は大沼ショージさん 

in-kyoさんでの展示、家族の漆 只今開催中です。
たくさんのお客様とお会いでき、お話しすることができて
うれしい毎日を過ごさせていただいています。

5日にはすみやさんの、漆の器でお昼ご飯とおやつの会がありました。
食べ物を盛りつけたときの器が、やっぱり一番いい表情をしていました。
使うことを感じられる環境の中で、漆の器に囲まれた食卓はとても自然でした。
 
最終日の今日も終日までお店にいますので、
お近くにお出かけの際は、どうぞお立ち寄りください。
今日も冬らしい天気になりそうですが、どうぞ暖かくして。
 

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わが家のうつわ

わが家で一番使う器は、残念ながら自分のものではない。
自分がひそかに尊敬して、羨んでいる作家の器です。

とても盛りやすく、ご飯がおいしく見える。
なんだか持ちにくくて使いにくいのだけれど、くやしいが使いたい、
というよりも自然に手が伸びて使っている。

ごはんを盛りつけたことをしっかり考えて素直に作っている器で、
これに代わる自分の器を!と、意気込むのだが未だ敗北が続いている。
それならば、この器を倣って作ろうと、
木地を作ってみたところでとても面白くもないのでしたくない。
 
女性作家特有の表現の柔らかさにはかなわないなと感じている。
なんだかそれが悔しいからというのも、作り続けている一つの理由なのかもしれない。

今は作る理由がないから作らない。と、その作家は言い放った。
作りたいもの、必要なものが浮かばないのに
無理に考えて作ってもそれは必要ない。という意味だ。
その考えも尊敬し、賛同している。

いつかくるであろう、作りたい時にすぐに作れるように。
僕が作り続けられているのは、その時の準備のためなのかもしれないと、
思っていたりもする。
その作家は、うちの上さんなんですがね。
  
続けているっていることも大事なのかもしれないけれど。
見定めて、続けないっていうことも尊重したいということ。


 

あじさい

娘があじさいを覚えた。
散歩中にあじさいを見つけると、あーじーさい と呼びかけ。
ポンポンと言いながら優しくさわる。

都内のあじさいの花の季節もそろそろ終わり、枯れかけた頃、
花は一斉に整備されてしまった。
あじさいないねー。と、ポンポンが出来ずに不思議そうでいる。

子守りをしながらの制作は、作業効率を考えるととても悪いが、
子供に合わせて過ごす時間はとてもゆっくりで楽しい。
保育園という施設はそもそもなかったものとして、
 もう少し大きくなるまでのしばらくの間は、
家族とみんなで、育てていこうと思っている。

鎌倉へ

 
お世話になった方の三回忌で鎌倉に行きました。

初めてのお客様であり、子供の様にとても可愛がっていただいた。
足らない自分を時に叱ってくれる、とても大切な方でした。

連れて行っていただいたレストランや、
自宅だった思い出の場所を訪ねて、娘を会わせてきました。

別れは突然で、そんなさみしいことが幾度かある。
自分もそんな年になったんだ。

褒められることはとてもうれしい。
でもそれ以上に、叱られることはとても貴重だ。
人前などで恥をかき、恥ずかしいと感じれられる
自分を見つめる機会がもてるのも貴重だ。
この先、年を重ねるたびに、そんな大切な機会が少なくなっていくんだ。

父親になり、子どもの見本とならなくてはいけないが、
恰好をつけることはやめて、
父ちゃんは、恥をかき、叱られたことを避けずに、生きようと思う。



 
 

ごはんのおいしい漆の器

久しぶりの展示が
皆様のおかげで無事に終了いたしました

やりたいこと 作りたいものの半分もできなかったのですが
そういえば やりたいことがすべてできたことはありませんでした
ご案内も不十分でたいへん失礼いたしました

温かいお言葉をたくさんいただき
久しぶりにみなさまにお会いできて
春のアユミギャラリーをとても楽しく過ごすことができました

アユミギャラリーは4月末よりしばらくの間お休みされるとのことです
いつか再開されたら またここで皆様にお会いできるように
自分を磨いていきたいと思います
アユミギャラリーがとても好きなので

しばらくお休みしていた器制作と展示を
今年度から再開いたします

11月大阪府中央区 nara
12月東京都台東区 in-kyo
12月東京都中央区 松屋銀座ババグーリ

にて個展を予定しています
どうぞよろしくお願いいたします

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