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アユミギャラリー

初めての展示をしたアユミギャラリーは、
予備校生時代、毎日の日課が東京散歩だった時に、
たまたま入ったのが初めだった。
たしか写真展をやっていて、いい雰囲気だったことを覚えている。

それから何年かして、友人が展示をした時に訪れ、
あっここの場所来たことある!と思い出した。
自分が展示をしようと決めたのもその時。
オーナーの鈴木喜一先生と惇子さんにお会いして打ち解け、
展示を承諾していただいた。

初めての個展。
大切に住み継がれた場所に、漆の器が助けられている気がして、とても居心地がよかった。
居心地がとても良いアユミギャラリーで、自分の形ができるまで続けていこうと決めた。
あるとき先生と呑みながら、「宮下さんうちで10年ぐらいやってくださいよー」と言われて、
わかりましたっ!って返事をした。
修行で器の制作できず、展示を休んでしまったこともあったけれど、ずっと暖かく見守っていただいていた。
 
  4年前。ふらりどこかに旅に出かけていくように、先生はいなくなってしまった。
その年は、お世話になっていた方の別れが重なり、子供も生まれた。
なにか、頑張らなくてはいけないと思わなければいけない年だった。

 先生が何気ないように見せながら繋いでいた人の縁を、今は惇子さんと歩さんが、
また新たな形で守っている。

先生おかげさまで10年続きましたよ。
これからも、もちろん続けさせていただきますよ。

何気なく引き寄せられるように入った場所が、
今では自分にとってとても大事な場所になっている。
引き寄せられるって自発的よりも大事なんだ。
 
 
今月号の暮らしの手帳の「わたしの家」のページに、
鈴木惇子さんが紹介されています。ぜひお読みください。







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