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梅雨らしい しっとりとした天気
昨夜は久しぶりに同志とキュッと飲み交わし
ながく良い夜だった
僕の仕事は木と漆で器を作ることです
でもそれが直接 震災に合われた方へ支援にはならず
無力さともどかしさを感じていました
漆は作ることもできますが 安全で強力な接着剤として
割れたやきものを直すこともできます
そこで
地震で大切なやきものの器が割れてしまった方へ
○漆継ぎを致します
頂いたお金の一部を材料費として
残りは日本赤十字社を通して東北地震の震災に合われた方への
義援金とさせて頂きます
○一点につき2,000円
内訳 義援金1,500円 / 材料費として500円
○漆は日本産(岩手県浄法寺産)を使います
○受付期間は4月1日~6月30日まで
○月に一度 ホームページ及びブログで 日本赤十字社へ募金の振り込みをお知らせ致します
○器の受付 引き渡しの窓口
東京都台東区蔵前 in-kyo
茨城県つくば Shingoster LIVING
○量の上限は設けませんが こういうときですので配送は控えさせていただき
手持ちのみでお願いいたします
○お直しの期間は1カ月~3カ月ほど
複雑なもので手間がかかる場合 量がたくさんの場合は6カ月見て頂きたいと思います
○地震以前に割れて (かけて) しまったものでもかまいません
○受付の順番でお直しさせていただきますのでご理解お願いいたします
おねがいしたいこと
○一点ごと ひとまとめにしてお持ちください
○お代金は受付の際にご一緒にお願いいたします
○あまりに高価すぎる器 大きすぎる器 は申し訳ないのですが引き受けかねますのでご理解ください
○配送の受け取り 引き渡しは控えさせていただきます かかえきれる量でお願いいたします
○仕上がりは艶なしの黒色になります
○完成の際は 宮下よりお客様へ メールもしくは電話(夜7時前後)にてお知らせいたします
○その他のお問い合わせは宮下智吉までお願いいたします メールtomoomot@kvf.biglobe.ne.jp
元気な人がもっと元気になってもらいたいための私たちの出来ることです
お直し風景 経過は可能な限り ブログにて報告させていただこうと思います
よろしくお願いいたします
お直しの受付は6月30日を持って終了いたしました
たくさんの方のご賛同いただきました ありがとうございました
宮下智吉 櫛谷明日香
5月12日のご報告です
受付をされたお客様ありがとうございました
inkyoで受付No.21~27のお客様の器をおあずかりいたしました
14点の器の合計¥28,000をお預かりいたしましたので
それから材料費をひかせていただいた
¥21,000を
義援金として郵便局より
日本赤十字社東北関東大震災義援金として振り込みをさせていただきました
5/11 ゆうちょ銀行つくば店より No.(06442)10 N91720029
Shingoster LIVINGで受付No.13~23のお客様の器をおあずかりいたしました
15点の器の合計¥30,000をお預かりいたしましたので
それから材料費をひかせていただいた
¥22,500を
義援金として郵便局より
日本赤十字社東北関東大震災義援金として振り込みをさせていただきました
5/11 ゆうちょ銀行つくば店より No.(06442)10 N91720030
ご協力とご理解いただきありがとうございます
器の方は順にお直しを進めさせていただいておりますので
どうぞよろしくお願いいたします
展示の後片付けもちょっと一段落する間もなく
今年の五月の連休も春の浄法寺に漆樹の苗の植栽に行ってきました
お会いした方々は地震による被害はなかったようでほっとしましたが
大雪の影響で漆樹の苗に被害が多く見られました
今年は一年どんな天候になるのでしょうか
今年はどんな漆がとれるのでしょうか
どんなことがあっても毎年育て続けている
漆掻きの職人さんにはいつも頭が下がります
初めて浄法寺に行った時の漆の木を見たときの新鮮さは薄れてはきましたが
続けていくことで僕にも何年後何十年後を少しは見据えられるようになってきました
使い続けたらもっと良くなる器を作り続けられるように
僕はもっと勉強しないといけないと思いなおす大事な時間でした
今年植えた苗から漆をとれるのは早くて12、3年後
僕も40代半ば過ぎです
変わらず5月の連休は浄法寺に漆を植えに行きたいと思います
4月22日から27日までの
神楽坂アユミギャラリーでの
ごはんのおいしい漆の器 個展は皆さまのおかげで
無事終了いたしました
お出かけ頂きました皆さま おきにかけて頂いたみなさま
ほんとうにありがとうございました
色々な心持ちの中で開催させていただいた展示でしたが
たくさんの方とお会いできお話しをすることができ
ようやく自分も少し遅めの春を迎えられた思いです
ありがとうございました
今まで以上に 今回の展示に向けて制作した器たちは
どれもこれも自分の手元にずっと置いておきたいほどに
気に入ったものばかりでした
作り手としてこれからもそれが当たり前でありたいと思います
またそれ以上の気持ちで作り続けようと思います
もっとごはんがおいしくなるような
誰かの元気のもとになれるようないい器を作り続けてまいります
どうぞよろしくお願いいたします
来年は桜の頃の神楽坂で皆さまにお会いできるのを楽しみに
精進してまいります