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お鮨屋さんに注文を頂き
箸置きを作らさせていただきました

大切なこと

お店の雰囲気
店主の雰囲気
白木のカウンターに似合う
大したものにみえないこと
長年の使用に耐える
かたち　色　重さ　緊張感　清潔感　
お寿司がおいいしい

考えなくてはいけないことと
感じても足りないことがたくさんあって
たのしい時間を費やさせていただいた

ただの箸置きと言ってしまったらそれまで

僕の　ものを作る方向は
自分らしい形や色よりも　ごはん　なので
ごはんを食べつづけるかぎり
考えに終わりはない








 

ご報告です

6月17日にお預かりいたしました義援金を振り込んでまいりました
6月14日にinkyoにてお預かりいたしました
￥39,000と
shingoster LIVINGにてお預かりいたしましたNo.24のお客様と
お代未払い分1点分の合計￥4000より
義援金として￥3000を

合計￥42,000を

義援金として墨田横網郵便局より
日本赤十字社東北関東大震災義援金として振り込みをさせていただきました

No.（00855）04　N91260035

なお漆継ぎの受付の期限は６月３０日までとさせていただいております
どうぞよろしくお願いいたします

制作をいそいでいる時には
いつも思い出す言葉がある

ものにはものの　なる時間がある

初めての個展後の際に器の塗り直しに手を焼いて
お客さんにお詫びの連絡をした時にいただいた言葉
これからもずっと思い出して　手を進める自分を考えさせてくれるのだと思う

ものとして成り立つ使いたいうつわを作るために
よく見てあげる　感じてあげることを続けていく

ながくいいものを一つ　
いつも自分と確認しながら作り続けていきたい

秋に向けて
いつもと同じにごはんのことばかり考えている
僕の趣味は生活なので
ごはんをつくって片づけて　掃除して
生活をきちんと整えることから
生活の中で気がつくことをたいせつにして
うつわを作る

ごはんのおいしいうるしの器をかんがえる
使い続けたその先１０年２０年にもっといい器になるようにかんがえる

９月は東京駒形のカワウソにて

１１月は東京蔵前のin-kyoにて

秋に向けて毎日が楽しみでならない