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制作だけが続くと、ふと立ち止まって考えてみたい時があります。
漆という素材なしでは、僕の器は成り立たないので、
もっと素材をわかりたいと思っています。

自分が漆をやり続ける訳をよく質問されることが多いのですが、
漆の作業がきもちがいいから。
あと、今回浄法寺に行って、
僕のまわりの漆に携わっている人がすきだからなんだと
初めて気づきました。
いいものを発信しようとする人がいる限り
廃れることはないと思います。
また、そう考える一人になってつなげていきたいと
思っています。