人の道具を作り続けるということは、
自分の使う身の回りの道具、環境が
いちばんここち良いことが大切だと思っている。
鉋や玄翁、刷毛に箆。
木工に使う道具も漆に使う道具もすべて自分に合わせたものだし。
作る姿勢、明かり。
ものを作りながら一緒に環境も作っている。
もっといい方法を考えて。
使いにくさを気づく。気づいたら改善する。
感覚を鋭くする。
そんなことをしっかり考えながら、ゆったりとした器を作っていきたい。
器は眺めるものよりも、ごはんを楽しむものでありたい。
ごはんを食べること、つくることは人一倍楽しんでいたい。
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