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一日中制作三昧の日々から、
近頃は少し落ち着いて
自分以外の作品を見る時間が続いている。
今日は大蔵集古館の根来展へ。
室町時代から受け継がれ、使われ続けているもの。
ものの強さを感じる。
当時この器を作った職人は、まさか500年後美術館で飾られているなんて
夢にも思わなかっただろう。
こんなに大事に使われ伝え続けられているなんて。
自分にはそんな仕事はまだまだできていないのだと思う。
展示のためのものづくりでなく、新しさを求めるだけでもない
人の気持ちに伝わる、いい器を作り続けていく。
まだまだ足りないことばかりで楽しみです。
飛ぶように過ぎていったのは師走の12月でなく11月でした。
最近なぜか出雲大社にむしょうに行きたくなっているのは
神無月だったからでしょうか。
今年も残りわずか。
たしか、丑年だから、ゆっくりじっくり過ごそうと思っていたはずでしたが
どうやら牛違いで、闘牛だったように思います。
師走だし、このまま走り続けようかな。
先の話ですが、桜の季節に神楽坂で個展を行う予定でいます。
今から春のことを考えて、
じわじわと。
もんもんと。