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東京と違って夜になるのは早い
なので夜になると時間がたっぷりある感じがする
ほぼ毎晩30分歩いて温泉に行き
毎回違う道を帰ってくる
道を尋ねられても
教えられるくらいになって帰れると思う
ちょっと前から、遠く離れた出雲の国に来ています
滞在は三週間ほどの予定です
晴れ男のおかげなのか バスの運転手さんいわく
「山陰は一年中雨が多い」 みたいですが
晴天続きですごしやすいです
夜は涼しくなるし
島根県立美術館に行って宍道湖に映る夕陽を眺めてきました
夕陽の三十分後に閉館するという美術館です
夕陽そっちのけで子供が海老を獲るべく
はしゃいでおりました
子供がさけんだ「海老は夜になると光る」って言葉のほうが
夕陽よりも印象に残りましたが
海老がいるかどうか
湖の近くに寄って確かめるのも悔しかったので
大人は夕陽を楽しむんだといわんばかりに
そのまま帰りました
研究日と称して漆の器制作だけでなく
ちょっと離れた修復の仕事をしていたりする日々なのですが
大事なことは何だろうとモンモンとしている
やみくもにつくることに疑問を感じたり
やみくもにつくれることにうらやましく思ったり
手だけを動かすことはできなくて
手をとめないことが大事だと思っていたけれど
とめられることが大事なのだとおもっている
モンモンと考えてきっとまた同じような結論に戻ってくるんだろうけれど
自分のうつわに正直にやっていきたいなとおもう
友達が同僚の結婚祝いにと器を選んでくれた
選んでくれている姿がすごく楽しそうで悩んでいて
見ていてうれしかった
こんな仕事をずっと続けていきたいなーとおもった